屋根材である化粧スレート瓦3段分の働き⼨法※1に合わせて太陽電池モジュールを設計しており、屋根⾯からの⾼さは最⼤でも約30mm※2で、屋根との⼀体感が⽣まれます。
※1 化粧スレート瓦以外にも、平板瓦やケイミュー㈱製ROOGAなどにも対応しております。詳細についてはお問い合わせください。
※2 雪止め仕様の太陽電池モジュールはフレーム部に立ち上がりが付いているため、屋根面からの最大高さが異なります。
※化粧スレート瓦一体型太陽電池モジュールサイズ
910×546mm(働き寸法)
≪参考≫化粧スレート瓦(コロニアルシリーズ)サイズ
910×182mm(働き寸法)
※ケイミュー㈱製 ROOGAはケイミュー株式会社の登録商標です。
屋根建材一体型太陽電池は、フレームが脱着可能な構造であるため、万が一の不具合や破損の場合も、ガラス部分を1枚単位で交換することが可能です。
「屋根材+据置型モジュール※2」と比較して、屋根の総重量が軽くなるため、建物への負担を軽減できます。
屋根の総重量が軽くなることにより、地震による揺れを軽減できます。
※1 R-LV740との比較
※2 化粧スレート瓦(ケイミュー㈱製)とSoltileX®の組み合わせを想定しています。
地震の揺れは建物の重量と重心の位置に左右されるためです。
屋根の重量が軽くなると、以下の効果がみられます。
この2つの効果により、建物全体の揺れが少なくなります。
雪止め機能を太陽電池モジュールに一体化した、雪止め仕様をオプションでご用意しております。
積雪量により設計条件を設定しています。
雪止め仕様は、垂直積雪量100㎝まで対応可能です。
※落雪を完全に防ぐものではありません。
※雪止め仕様はオプションです。
屋根材として設置する屋根建材一体型太陽電池は、一体化させた鋼板を専用のビスで屋根に留め付けます。屋根材にも、鋼板にも余計な穴を開けない、屋根材の強度や防水性を考慮した工法です。
屋根建材一体型太陽電池は、鋼板が付帯されている設置形態(鋼板等付帯型)になります。
発電部及びケーブルとルーフィングの間に鋼板が⼊る構造のため、万が一の⽕災、延焼のリスクを軽減します。
※屋根材と太陽電池モジュールを混ぜ葺きした実験において
カネカでは風洞実験装置を自社の工場内に保有しております。屋根材としての機能を検証するため、開発段階から暴風と大雨の状況を作り出し、屋根材と同等の防水性能、耐風性能を検証する実験を行うなど、厳しい試験をクリアした製品をお届けしております。
●風洞実験装置での防水試験・耐風試験の様子
[雨風]180~240mm/h、15~30m/s[風単体]40~60m/s
●各種試験は(株)カネカの社内基準で実施しております。
●上記試験は太陽電池そのものの性能を評価している試験です。雨水浸入防止をお約束するものではございません。
秋⽥県⼤仙市に設けた屋外試験場で、11月から翌年5月までの間、実際の使⽤環境を想定した試験を⾏い、積雪の荷重による破損や変形が発生しないことを確認しています。